ロサンゼルスってどんな街?「旅行」と「生活」は別物
ハリウッド、サンタモニカビーチ、ディズニー、ユニバーサルスタジオ…。
日本から見るロサンゼルス(以下LA)は、「キラキラした観光都市」というイメージが強いですよね。
でも、駐在・留学・海外転職で“住む”となると、見える景色はガラッと変わります。
- 物価は?生活費はどれくらい?
- 治安は本当に悪いの?住んでいいエリア・ダメなエリアは?
- 日本人コミュニティは?日本語はどれくらい通じる?
- 車がないと生活できないって本当?
- 休みの日にどんな遊びができる?
この記事では、**「ロサンゼルス 住みやすい?」「ロサンゼルス 物価」「ロサンゼルス 治安」と検索しているような、
駐在予定者・留学生・海外転職を考えている日本人向けに、LA生活のリアルをまとめます。
1. 物価・生活費|家賃と外食がエグい。けれど節約も工夫次第
1-1. 家賃:中心部は東京以上、日本人エリアも高め
ロサンゼルスは全米でもトップクラスの家賃の高さです。
エリアや築年数によりますが、ざっくりイメージはこんな感じ。
- 一人暮らし用アパート(1Bed)
- 比較的安全なエリア:月2,000〜2,800ドル
- 日系企業が多いトーランス周辺:2,300〜3,000ドル前後
- 家族向け(2Bed〜3Bed)
- 駐在員に人気のエリア:3,000〜4,500ドル以上も普通
- ルームシェア
- 古い1軒屋やタウンハウスのプライベート部屋:700~1,000ドル
- 築浅で綺麗な部屋やビーチ近くの部屋:1,200~2,000ドル
※レート次第ですが、月20〜40万円超えがスタンダードと思っておいたほうが安心です。
会社から家賃補助が出る駐在員はまだしも、自費留学や個人での海外転職組は、ここが最大のハードルになります。私は海外転職組なので、家賃補助なんてものは一切出ません。なので、家賃800ドル程度のルームシェアでコストを抑えています。
1-2. 食費:自炊はそこそこ、外食は「銀座ディナー級」
物価高がニュースにもなるカリフォルニア。
特に、外食費とチップが痛いです。
- ラーメン1杯:18〜20ドル+税+チップ → 合計22〜25ドル前後
- ファストフードのセット:10〜15ドル
- カフェでラテ1杯:5〜7ドル
日本円にすると、**「ちょっと外食しただけで銀座でご飯食べたみたいな金額」**になる感覚です。
一方で、スーパーでの自炊は工夫すれば日本とそこまで大差ないレベルに抑えることもできます。
- Trader Joe’s、Costco、韓国系スーパー(Hマートなど)をうまく使う
- 外食はハッピーアワーやテイクアウトを活用
- チップが不要なフードコート・テイクアウト店を中心に
「ロサンゼルス 物価 高い」の検索結果を見るとショッキングな数字が並びがちですが、
“外食を控えて自炊メイン”ができる人なら、致命的な生活コストにはなりにくいです。私も自炊メインで凌いでますので、食費は300〜400ドル程度に抑えるように努力しています。
1-3. その他の生活費:車関係の出費は覚悟
LAは車社会なので、**「生活費=家賃+食費+車関連」**というイメージです。
- 車本体の購入 or リース代
- 自動車保険(運転歴が浅いと高い)
- ガソリン代(最近は落ち着きつつも日本より高め)
- 駐車場代(アパートによっては別料金)
駐在員で会社の車を使える人と、個人で車を用意しないといけない留学生・転職組では、
生活コストのインパクトがかなり違う点は覚えておきましょう。
2. 治安|「危ないエリアを避ければ、普通に生活できる」が正解
2-1. LA全体の治安:日本感覚だと危なく感じる
「ロサンゼルス 治安」と検索すると、
- 犯罪発生率が全米でも高い
- ホームレス問題
- 車上荒らし・窃盗
など、ネガティブな情報が目につきます。実際、日本と比べると治安は悪いです。
ただしポイントはここ。
危険なエリアもある一方で、
“住む用”の比較的安全なエリアもきちんと存在している。
「ロサンゼルス=街全体が危険」というイメージは、かなり誇張されています。
2-2. 日本人が住みやすい・避けたいエリアのざっくり感覚
詳細なエリア名はここでは挙げませんが、
傾向としてはこんなイメージです。
比較的住みやすいと言われるエリアの傾向
- 日本人やアジア系が多い
- 学生・ファミリー層が多い
- 夜でも人通りがそれなりにある
- 日系スーパーや日本食レストランがある
避けたほうがいい傾向のエリア
- 家賃が極端に安い
- 夜になると人通りがほとんどない
- ホームレスキャンプやドラッグの噂が多い
- 「ロサンゼルス 治安 エリア名」で検索すると注意喚起の記事が多い
実際に渡航前には、
- 「エリア名 + crime rate」
- 「エリア名 + 治安」 などで必ずリサーチし、現地在住の日本人に聞くのが一番確実です。
2-3. 日常生活で気をつけたいこと
日本の感覚のままだと危ない場面も、アメリカ基準で行動すればリスクはかなり下げられます。
- 夜に一人で人気のない場所を歩かない
- 車内に荷物を置きっぱなしにしない(カバンは必ずトランクへ)
- ATMは明るく人通りの多い場所で利用
- スマホを手に持ったままボーッと歩かない
こうした**「海外では当たり前の防犯意識」**を持てれば、
留学でも駐在でも、過度に怖がらずに生活できます。
3. 日本人コミュニティ|日本語だけでも生活できてしまうレベル
3-1. 日本人の数・コミュニティの強さ
ロサンゼルスは世界でも有数の日本人コミュニティがある都市です。
- 駐在員ファミリー
- 留学生
- 永住者
- 現地採用・海外転職組
など、多様な日本人が暮らしていて、「日本人向けサービス」が驚くほど充実しています。
3-2. 日本語で完結するサービスが多い
- 日本食レストラン・ラーメン・居酒屋
- 日系スーパー(日本の調味料・お菓子・冷凍食品など)
- 日本語対応の歯医者・内科・小児科
- 日本語の補習校・学習塾
- 日本語が通じる銀行・保険・不動産会社
「アメリカにいるのに、日本語だけで一日が終わる」という日も普通にあります。
メリット
- 初めての海外生活でも、言葉のストレスが少ない
- 体調不良やトラブル時に日本語で相談できる安心感
デメリット
- 英語環境にどっぷり浸かりたい人には、甘えやすい環境
- 意識しないと、いつまでも日本語コミュニティの中だけになりがち
留学や海外転職で「英語力UP」を目的にしている人は、
あえて日本人の少ないコミュニティにも顔を出すバランス感覚が大事になってきます。
4. 交通手段|車社会だけど、最近は“車なし生活”も工夫次第
4-1. 基本はやっぱり車社会
ロサンゼルスは圧倒的な車社会です。
- 通勤・通学・買い物・遊び → 基本的に車
- 渋滞は日常茶飯事(フリーウェイのラッシュ時は特に)
駐在員でも、
- 会社支給の車
- 自家用車+配偶者用にもう1台 というケースも珍しくありません。
4-2. 車がないと生活できない…は、半分正解・半分誇張
最近は、UberやLyftなどのライドシェアサービスがかなり発達しています。
- 車を持たない留学生でも、
- 通学:徒歩+バス+Uber
- 週末のお出かけ:友人の車に同乗 or ライドシェア という形でやりくりしている人も多いです。
また、エリアによっては、
- 徒歩圏内にスーパー・カフェ・学校が揃っている
- バスやメトロで移動しやすい
といった「車なしでも生活しやすい街づくり」が進んでいる場所も増えてきています。
とはいえ、自由度・安全性・行動範囲を考えると、車がある方が圧倒的にラクなのは間違いありません。
5. 遊び・余暇|“遊びの幅”は世界トップクラス
「生活コストも高いし、治安も日本ほど良くないのに、
それでもロサンゼルスに住み続ける人が多い理由」のひとつが、**圧倒的な“遊びの充実度”**です。
5-1. 休日のお出かけが豪華すぎる
- ビーチ:サンタモニカ、マリブ、マンハッタンビーチ など
- テーマパーク:ディズニーランド、カリフォルニア・アドベンチャー、ユニバーサルスタジオ
- ドライブ:パシフィックコーストハイウェイ、サンディエゴ方面、ラスベガス・グランドキャニオン方面
- 山・自然:グリフィスパーク、国立公園(ヨセミテ・ジョシュアツリーなど)
「土日のちょっとしたドライブ」で、映画で見た景色が当たり前に日常風景になるのはLAならではです。
5-2. 日本人目線でうれしい“癒やしスポット”も多い
- 日系イベント(夏祭り、桜祭り、盆踊りなど)
- 日本のアニメ・漫画イベント
- 日本人・日系人が集まるカフェやコミュニティスペース
日本のカルチャーがしっかり根づいているので、
**「海外生活でホームシックになりにくい街」**とも言えます。
6. 結局、ロサンゼルスは日本人にとって住みやすいのか?
最後に、駐在・留学・海外転職を考えている日本人向けに、
ロサンゼルス生活のメリット・デメリットを整理しておきます。
6-1. 住みやすいと感じるポイント
- 一年中温暖で、湿度も低く、気候が快適
- 日本人コミュニティ・日系サービスが充実していて安心
- 多国籍な環境で、視野が広がる
- 週末の遊びの選択肢が豊富(海・山・テーマパーク・スポーツ観戦など)
- 家族連れや留学生が多く、「外国人として浮きにくい」雰囲気
6-2. しんどさを感じやすいポイント
- 家賃・物価が高く、生活コストが重い
- エリアによっては治安の悪さが目立つ
- 車前提の生活で、運転が苦手な人にはプレッシャー
- ビザの問題・医療費の高さなど、制度面での不安
- 英語が苦手だと、手続きやトラブル対応でストレス
6-3. こんな人にLAは向いている
- 「多少不便でも、海外での生活をガッツリ経験したい」
- 「日本人コミュニティがある場所で海外デビューしたい」
- 「家族で温暖な気候の街に住みたい」
- 「エンタメ・カルチャー・自然が全部そろった環境に惹かれる」
逆に、
- 生活コストを最優先で抑えたい
- 車を持つつもりがまったくない
- 超安全・超便利な環境からあまり出たくない
というタイプの人には、LAよりもほかの都市(ポートランドや中西部の都市など)のほうが合う可能性もあります。
まとめ|「住みやすいかどうか」は“価値観次第”だけど、挑戦する価値はある街
ロサンゼルスは、
「日本と同じ感覚で、安く・安全に・便利に暮らしたい」人には向きません。
ただし、
- 物価の高さ
- 治安の差
- 車社会
といったハードルを理解したうえで、
「それでも、あの青い空とビーチと、多様な人たちの中で暮らしてみたい」
と思えるなら、日本人にとってかなり住みやすい街でもあります。
駐在・留学・海外転職でLAを候補に入れているなら、
- 自分の優先順位(お金・安全・キャリア・環境)を整理する
- 実際に数日〜1週間ほど“生活するつもり”で滞在してみる
この2つをやってみると、
あなたにとっての「ロサンゼルスの住みやすさ」がかなりクリアになるはずです。



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