アメリカでのクレジットカードを最短1週間で手に入れる方法:アメックスのGlobal Transfer制度活用術

渡米後

みなさんこんにちは。


アメリカ渡米後、住居や車のローンの契約、またクレジットカードの発行など、生活の基盤となる場面で「クレジットヒストリー」の存在が重要です。

しかし、渡米直後は”クレジットヒストリー(実績)“がないために、クレジットカードの発行が難しいのが現状です。

そんなクレジットヒストリーが無い状態でも、アメリカン・エキスプレス(アメックス)の「Global Transfer」制度することで、アメリカのクレジットカードの発行が可能となる可能性があります。

本記事では、Global Transfer制度を活用し、アメリカのクレジットカードを渡米後最短1週間で発行する方法を解説します。

アメリカでのクレジットカード発行の難しさについて

アメリカでの生活を始めるにあたり、クレジットカードの発行は大きな課題となります。

多くのカード会社はクレジットヒストリー(信用履歴)を重視し、実績がない外国人には発行しづらい傾向にあります。クレジットヒストリーがないと、信頼性を証明できず、発行が難しいことが一般的です。アメリカに渡ったばかりでは、クレジットカードの審査に通らず、日々の支払いに困る方も少なくありません。

Global Transfer制度でクレジットカードを最短1週間で取得する方法

アメックスの『Global Transfer』の制度を利用すると、日本でのAMEXの利用実績をもとにアメリカのAMEXを発行することができます。

これは、アメリカン・エクスプレス社が提供するサービスで、日本でアメックスのカードを持ち利用実績がある場合、クレジットヒストリーを持たない人であっても、アメリカのアメックスカードをスムーズに発行できる仕組みです。

この制度を利用することで、渡米後1週間ほどでアメリカのアメックスカードが手に入るので、非常にオススメの1枚です。

AMEXのGlobal Transferの利用対象者について

  • 日本で発行されたアメックスカードを保有していて、一程度の利用実績があること。
  • アメリカの住所があること
  • アメリカの電話番号があること
  • アメリカの銀行口座を開設していること

条件①:日本で発行されたアメックスカードを保有していて、一程度の利用実績があること。

ただし、日本でアメリカン・エクスプレス社が発行しているプロパーのAMEXカードを保持している人が対象となり、セゾン・アメリカン・エキスプレス®️や楽天カードが発行しているAMEXは対象外となりますので、注意が必要です。

対象となるカードは、アメリカン・エキスプレス社のHPに掲載されている以下の各カードとなります。

もし、日本でAMEXをお持ちでない方、ぜひ、渡米前に作成して利用実績を作っておきましょう!!

また、言わずもがなですが、支払いの滞納等の履歴がついてしまうと、アメリカでのカード発行に影響が出てしまいます。
支払日には注意の上、しっかりと支払い実績を積み上げていくように気をつけましょう

条件②:アメリカの住所があること

当然ながら、アメリカでの住所が必要となります。

住所証明が必要なケースもあるという他の方のブログ記事をたまに見かけます。
もし、ルームシェアなど、あなた自身が名義人ではない家に住む方の場合、公共料金(ガスや水道など)の支払いも無く、住所を証明することが難しいのでは?と思われるかもしれませんが、銀行口座を開設したら、必ず郵便物が銀行から郵送されてきますので、その際の郵便物を住所証明として使用することが可能です。

条件③:アメリカの電話番号があること

日本と同じように、大手の携帯キャリアを契約すると月々の支払いが高額になりますので、私はTelloをお勧めしています。

条件④:アメリカの銀行口座を開設していること

毎月の支払いに口座情報を紐づける必要がありますので、銀行口座の開設が必要となります。
クレジットカードの発行以外でも銀行口座の開設はマストになりますので、これも言わずもがなですね(笑)

Bank of AmericaやChase、また、ローカルな銀行など、これも選択肢がたくさんありますが、どこでも構いません。

私のおすすめは、住んでいるエリアでATMの数が豊富にあることを重視して銀行を選ぶことをお勧めしていますが、銀行に関しては、大手のBank of AmericaやChaseで問題ないでしょう。

もし、住む予定のエリアが決まっている場合、Google Map等でBank of America ATMと検索してみることをお勧めします。

また、日本の銀行と大きく異なるシステムがアメリカにはあり、口座の維持管理手数料が発生するということです。
給料の振り込みに使用していることや、口座に入っている金額次第では免除になる事もあります。

また、この手数料や手数料免除の条件は銀行によって異なりますので、どの銀行が良いか調べておくことをお勧めします。

Global Transfer制度を活用したアメックスカードの申請手順について

申し込み手順のざっくりとした流れは以下の通りです。

  • アメックスのUSサイトにログインする
  • 日本サイトに飛びますが、ログアウトせずにUSサイトに戻る
  • 発行したいカードの”Apply Now”を選択する
  • 必要情報を入力して申し込みする
  • カード到着まで待つ

手順①:アメックスのUSサイトにログインする

アメリカン・エキスプレスのUSサイトにアクセスし、右上のLog Inをクリックして、日本で使っているアメックスのマイページにアクセスするIDとPWを使ってログインする。

手順②:日本サイトに飛びますが、ログアウトせずにUSサイトに戻る

ログインすると日本のアメックスのマイページサイトに遷移しますが、再び、アメリカン・エキスプレスのUSサイトに戻る。

手順③:発行したいカードの”Apply Now”を選択する。

ログインした状態で、発行したいアメリカのカードを選択して、Apply Nowのボタンを押すと、以下の画面がポップアップで表示されますので、”Yes”をクリックしてください。

手順④:必要情報を入力して申し込みする。

そうすると、氏名や住所など、申し込みに必要なあなたの情報を入力する画面があるので、各項目を入力してください。

手順⑤:カード到着まで待つ

申し込み完了後、1週間程度で自宅にカードが郵送されてきますので、首をながーくして待ちましょう。

まとめ

アメリカでの生活を始めるには、クレジットヒストリーが重要ですが、渡米直後は実績がないためクレジットカードの発行が難しくなります。

そこで役立つのが、アメリカン・エキスプレスの「Global Transfer」制度です。
日本でアメックスカードを発行し、利用実績を積んでおけば、渡米後もその実績をもとに最短1週間でアメリカのアメックスカードを取得できる可能性があります。

Global Transfer制度を利用するには、日本で発行したプロパーアメックスカードを持ち、アメリカでの住所・電話番号・銀行口座が必要です。

日本でまだアメックスカードを持っていない方は、渡米前に発行して実績を作っておくとスムーズです。
クレジットヒストリーを早めに構築し、アメリカでの生活をより円滑に始められるよう準備を整えましょう。

Good Luck!!
@Kenkeeen

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